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「パッチギ!」を見て──叙情編
去る3月1日、待ちに待った映画サービスデーに際し、ついに、というかやっと
「パッチギ!」を見る。

つか金のない今日この頃、なんとかして安く見てやろうと市内の金券屋という金券屋を巡りに巡ったんだが、映画の株主優待券って実にまちまちな値段がついてるんだなぁということを学びつつ、某所でパッチギ800円という文字にバッテンがついてるのを見たときは時既に遅かりしとすっかりorzだったが、逆にそれだけヒットしてるんだとうれしくもあった。
でもそもそも、試写会さえ行けていれば、なぁ・・・( ´・ω・`)

今年はうかうかしてられない年ってことなんだろうが。。。

京極MOVIXには初めて行った。
シネコンなんてオサレなモンには縁のない生活だが、指定席制ってのは小耳に挟んでたんでチケットカウンターでも迷うことはなかったが、
もう4週か5週の上映にもかかわらず、流石1000円で見られるこの日を逃すまいという人も多く、殆ど満席。
これまたうれしくもちょっと苦笑い。
前列3列目か最後列かで、ちょっと考えて最後列に。
入ってみたら、それほどの距離も感じず、まぁまぁのポジションで一安心。
つかあの効率を考えたであろう密集ぶりはちょっとマグマ。まぁいい。

始まる前は、自分が間近に見て体験したシーンを見たら、郷愁にふけってしまわないかと思ったが、いざ始まってみるとスピード感とパワーに圧倒され、そんなものにふけっている暇は無かった。
実に濃厚な2時間だった。
でもやっぱり自分の出たシーンには背景に目が行ってしまったのはやんぬるかな。
これほど背景に目を凝らして映画を見たのははじめてだろう。
ここ京都はロケ地でもあり筆者のような多くの素人ボランティアエキストラもこの日、この時、劇場に集まっていたのやもしれず。
ロケ弁やノベルティや色々な手間はかかれど、絶対的な集客宣伝にもなる、このシステム、改めて妙案。

さて、感想からいうと、普通に感動したのは勿論、同時に言い知れぬ感情もわきあがってきた。
果たしてそれは、郷愁なのか、憧憬なのか、取り残されたような喪失感なのか、焦燥なのか、はたまた嫉妬なのか・・・・
この10ヶ月、筆者は競争をしていたように思う。
それは傍から見れば馬鹿馬鹿しいものだろうが、しかし結局この10ヶ月、井筒監督をはじめとするパッチギスタッフキャストが懸命になってこれほどの作品を作り上げていたとき、俺は何をしえたのであろうと。

涙こそ出なかったが、あたかも泣いた後のような呆然が、帰り道にあった。

by momoji2004 | 2005-03-05 05:12 | パッチギ!
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